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また、管理人はできるだけ正確な情報を記すよう心がけてはおりますが、
中には間違っている部分もあるかもしれませんので、予めご了承ください。

2019年05月24日

大津事故で思い出したこと





GW前後にまだ幼い子供が犠牲になる悲惨な交通事故が相次ぎました。

まずGW前には東京池袋で高齢ドライバーによる暴走車に自転車がはねられ、母親と3歳の女の子が亡くなりました。
クルマを運転していた87歳の男は事故後「アクセルが戻らなくなった。ブレーキを踏んだがきかなかった」などと説明しているようですが、ブレーキを踏んだなんて到底あり得ず、ブレーキのつもりでアクセルを踏み続けたのは明らかでしょう。
また、この男が上級国民ということで逮捕されないことが問題視されていますが、それが事実だとすればあれほどの事故を起こしたにもかかわらずまったく理不尽だとしか思えません。

そして、GWが終わると今度は滋賀県大津市で右折車両と衝突した直進車が歩道に突っ込み、信号待ちをしていた園児2人が命を落とすという本当に痛ましい事故が起きました。
右折車両を運転していた52歳の女は事故後「前をよく見ていなかった」と説明したようですが、前も見ないで運転されるのは本当に困ります。
おそらくはすぐ前にいた右折車両に続いて、なんの確認もせずすぐに右折したことが事故の最大の原因だと言えるでしょう。
また、直進車を運転していたのは62歳の女性とのことで、もしもっと若かったり男性ドライバーであれば、ハンドルでかわしたり強いブレーキを踏んだりして歩道に突っ込むことは回避できたのではないかと思うと実に悔やまれます。

ところで、この大津の事故とまったく同じ状況ではないものの、管理人がバイク乗車中に最近体験した、女性ドライバーによる似たようなケースについてここで紹介しましょう。

まずはJR西千葉駅近くにあるちょっと複雑な交差点での出来事です。
自分はこの路地で信号待ちをしていました。

そして、以下がその信号待ちをしていた路地から対向側を眺めたSVとなります。

この交差点では、管理人が信号待ちをしていた路地と、対向の京葉銀行脇にある側道が同時に青になるのですが、その側道には1台のクルマが右折のウインカーをつけて停止していました。
その後青になる直前に小学校低学年ぐらいの女児チャリが信号待ちをしている管理人のバイクを抜いてフラフラと前に出てきたのです。
青になってからその女児チャリが動き出し、管理人と同じくその側道に向かっていそうなことは何気にわかったものの、相変わらずフラフラしていて接触するのが怖かったので抜かさずについていくしかなかったのですが、側道にいたクルマも青になって発進し、そちらは右折なので本来ならば直進の女児チャリや管理人のバイクを待たなければならないところ、かなり近づいたところでいきなり加速して強引に右折していったという・・・
本当に女児チャリをかすめつつ急に曲がったとしか言いようがなく、その女児も気の毒なことにかなりビックリした様子で、まだ自転車に慣れていないのか、急ブレーキをかけるというよりも自転車から咄嗟に降りて止まったという感じでした。
そのクルマを運転していたのが50代ぐらいと思しき女性で、管理人はその顔をよく見ていたのですが、自転車やバイクが近づいてきているので急いで曲がろうという様子でもなく、とにかく目玉が右に固定されたまま、直進車などおかまいなしに右折することしか頭になかったのではないかという印象です。
もし直進車のことが少しでも眼中にあれば、女児チャリが目の前に近づいているというタイミングで、あれほどものすごい勢いで進むことなどまずできないでしょう。
そもそもその女児も、自転車ならばクルマやバイクと同等の進路を走行するべきではなく、二段階で横断歩道を渡るのが安全ではないかとも思えるのですが、もしその女児チャリがいなければ管理人はもっと速い加速をしていたことが考えられ、自分がその強引な右折車両と衝突していたかもしれないので、その点では難を逃れたと言えます。
もちろん女児も無事でなによりでしたが、本当に何を考えてハンドルを握っているのかと。

あともうひとつ、こちらが住宅街のT字路を直進する際、路地から連続でクルマが出てきていたのですが、管理人のバイクがかなり近づいたタイミングで、前のクルマに続けとばかりにまったく左右確認無でほとんど速度を落とさず出てきたクルマに出くわしたこともあります。
それは20〜30代ぐらいと若めながらやはり女性で、管理人はどうせ出てくるだろうと事前に察知して速度を落としていたので事故ることはありませんでしたが・・・

今回の大津事故の状況を知れば知るほど、女性のドライバーが引き起こしたものだったこともあり、管理人自身が体験したこの2つのケースを思い出さずにはいられませんでした。
女性ドライバーのすべてが注意力散漫で確認も怠りやすいとは言いませんが、管理人の経験上、路地や住宅のガレージなどからいきなり出てくるクルマというのも、どちらかというと女性のほうが多いという印象です。
そして、そういうドライバーがいなくならない限り、残念ながら大津のような悲惨すぎる事故を今後も完全に防ぐことは難しいのではないかと思えてなりません。
自動車はときに凶器にもなり得るものだけに、十分な確認を怠らないよう肝に銘じて運転してもらいたいものです。
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2019年04月26日

自動車も昭和>>>平成





平成時代がもうすぐ終わろうとしていますが、個人的には自動車の世界でもまた平成よりも昭和時代のほうがよかったと思えてなりません。
確かに平成の30年間でクルマの諸性能は著しく向上し、どのメーカーのどの車種を購入しても大きな失敗をするようなことはなくなりました。
しかし、昭和の頃にそれぞれの車種の優れている部分や、逆に良からぬ点について調べたりするのが好きだった管理人にとり、そのようにどのクルマも性能が等しく良くなった今現在はあまり面白くない時代になってしまったという気がします。

そしてセダンに限って言えば、平成初期こそトヨタセルシオや日産インフィニティといった世界基準の高級車が出てきて興味を惹かれたものの、それ以降はとくに強く印象に残るような車種がなく、さらに最近のどれもこれもがクーペスタイル化してしまったセダンにはほとんど関心が持てません。
昭和時代はそれこそトヨタクラウンや日産セドリック/グロリアがモデルチェンジする時期になると、登場前からどんなクルマになるのか楽しみで仕方なく、発売開始日には真っ先にディーラーへ駆け付けカタログをもらい、それを見ながら強く感激したものですが、平成に入ってからはクラウン、セド/グロともにモデルチェンジ時でもそれほどの感激はなくなり、やがてセド/グロは消滅し、クラウンはまだしぶとく残っているものの現行にいたっては何度も述べているように関心を持てないばかりかとてもクラウンだとは思えないクルマに成り下がってしまいました。
本当にモデルチェンジ時にあれほど感激していた頃がウソのようです。

さらにこれはどの車種にも共通して言えることですが、今は新型が登場するかなり以前より、モーターショーでほぼ市販モデルそのものが先行発表されたり、自動車雑誌のスクープなどによって内容の大半が明らかになってしまうこともまた、モデルチェンジ時の楽しみがなくなった理由のひとつになっているのは間違いありません。
昭和時代はCGなどなかったため、今ほど正確ではないハンドメイドによるエクステリアの予想イラストや、搭載エンジンについての情報が出てくるぐらいでした。
その当時は自動車メーカー側にしても新型車の情報については、登場時まで極力隠すのが当然だったのではないかと思いますが・・・

といったことから、やはり自動車に関しても昭和時代のほうがよかったとしかどうしても思えないのです。
しかも管理人の場合はその昭和の中でもとくに免許を取得する前となる高校時代のほうがクルマについての興味と憧れが異常なほどまでに高かったと言えるかもしれません。
とにかく免許が取れる日を心待ちにしながら、自転車でディーラー回りをして展示されている新車に乗ったり、カタログ集めをしたりという日々を過ごしていました。
免許を取得し運転するようになってすぐに関心が薄れたというわけではなかったものの、やはり取得前の情熱のほうが高かったのは明らかです。

おそらく令和に入ってからは管理人の自動車に対する関心はますます失せていき、もう購入することもないでしょう。
そして平成すら終わろうとしている今、さらに昭和は遠くになりにけりといった感じがしますが、そんな昭和時代のクルマが大好きだった頃のことは今でも思い出として強く残っており、本当に懐かしくて仕方ありません。
従って当ブログでは令和になってからも昭和時代の自動車に関する話題を中心に更新していくことになりそうです。
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2018年02月02日

駐停車禁止のはずなのに・・・





以下は先日、バイクで千葉市内を走行した際に撮影したドライブレコーダーのキャプチャー画像です。

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画質が悪いながら、パトカーが交差点の直前でハザードを点灯させて停車しているのがわかることでしょう。
確か横断歩道の手前5m以内は駐停車禁止と決められているはずなので、これは完全にアウトかと思われます。
まぁ警察官といえど人間なので、すべての道交法を守って運転するのが困難なのは理解できるものの、今回の場合はもう少し交差点から離れて停車することはできなかったものなのかと。
道路状況的にそれは十分可能な場所でもありました。
何があったのかは知りませんが、他車を取り締まる立場であることを考えると、こんなところには絶対に停車するべきではないとしか思えません。

ちなみに、この後信号が青になったので発進したところ、停車していたはずのこのパトカーがいきなり赤色灯を点灯させて同時に発進し、しばらくうちらのバイクの後ろにピッタリとくっついてきました。
こちらにはなんら後ろめたいことはなかったとはいえ、まるで威嚇されているかのようで、いい気分がしなかったことは確かです。
そのうち何事もなくパトカーは別の方向へと曲がっていきましたが・・・
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2017年02月03日

高級車のボディカラー





クルマの中古車相場を見ていて感じるのは、小さい車種ではそれほどでもありませんが、高級車ほど白・黒とそれ以外のボディーカラーによる価格差が激しいということです。

さまざまな条件が近い同じ車種の同じグレードで比べた場合、50万円以上の差がついていることも決してめずらしくはありません。

新車購入時にはボディカラーによる価格差というのはほとんどないことを考えると、これはあまりにも大きすぎると言えるでしょう。

そればかりか、たとえば現行クラウンには「プレシャスシルバー」というオプション色があり、54,000円の料金を取られますが、これすらも下取り時には白や黒よりも大幅に安くなってしまうことに変わりありません。

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現行クラウンマジェスタのほぼ同じ条件の中古車で、ホワイトパールクリスタルシャインのベースグレードと、新車時にはそれよりも50万円ほど高価なプレシャスシルバーのFパッケージが同じ価格で販売されている例もありました。

すなわち何が言いたいのかというと、高級車を新車で購入する際に下取り価格を考慮するならば、白か黒のボディカラーを選ぶのが賢明で、それ以外のボディーカラーだと白や黒よりもかなり安くなってしまうことを理解しておくべきだということです。

逆に中古の高級車を購入する場合、とくに白や黒にこだわりがなければ、それ以外のボディーカラーを選んだほうがお買い得だと言えるでしょう。

ちなみにクラウンのホワイトパールクリスタルシャインもオプション色で37,800円をとられますが、下取り時に高値がつくことを考えるとそれほど損をすることはないといったところでしょうか。

まぁオプション料金がかからず、下取り価格もかなり期待できるブラックがもっともお得であることは間違いありませんが・・・

なお、今回の話では現行クラウンアスリートの前期型で話題になった特別仕様車「リボーンピンク」といった期間限定のボディカラーは除きます。

また、同じく現行クラウンアスリートの後期型ではオプションで12色のボディーカラーと3種類のインテリアをコーディネートできる「ジャパンセレクションパッケージ」が用意されていますが、これが中古車相場ではどうなるのか今のところはまだわかりません。

このパッケージは30万円前後というかなり高価なオプションとなっていますが、こういったものも中古車になると白や黒に比べて安くなってしまうのかどうか、興味深いところです。
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2016年05月27日

相次ぐ黒セルシオの事故





管理人はニュースでクルマの事故が取り上げられた際、なんの車種がどのような事故を起こしてどの程度の壊れ方をしているのかなどを注意深く見る習慣があるのですが、今年に入ってから黒いボディーカラーのセルシオによる悲惨な死亡事故がすでに3件発生していることが気になっています。

まず、年が明けてから間もない1月2日、北海道室蘭市内の国道で黒セルシオが信号機の支柱に衝突、乗車していた20代の若者男性3人が死亡しました。

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この壊れ方からして、衝突時の速度は一般道にもかかわらず100kmは軽く超えていたものと思われます。

続いて3月7日には、九州の鹿児島県南さつま市の県道で、クルマが橋の欄干を突き破って約10メートル下の川に転落し、乗車していた若者男性2人のうち1人が死亡、もう1人がその時点で意識不明の重体となりましたが、これもまた事故車両が黒セルシオでした。

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これら2件の事故は若者によるスピードの出しすぎが原因としか思えず、いずれも単独事故で済んだものの、一歩間違えば他のクルマや歩行者などが巻き込まれていた可能性もあったことを考えると、たとえ亡くなっていてもあまり同情できるものではありません。

その後、もういくらなんでも同型同色車両による事故はしばらくないだろうと思っていたのですが、今度はGW期間中の5月4日に福島県大熊町の常磐道下り線で、またしても黒セルシオと高速路線バスが正面衝突し、セルシオを運転していた33歳の母親と、同乗していた6歳の娘さんが死亡しました。

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どういう運転をすればこういった事故を起こすのか不思議になりますが、この場合は高速道路なのでスピードがかなり出ていたことが考えられるのに加え、かねてから危険性が指摘されている高速道にもかかわらず片側1車線の対面通行区間らしいので、もともと正面衝突事故が起きやすい条件の道路ということはあるでしょう。

このように、今年になってまだ半年も経たないうちに、黒色のセルシオ、それもすべて30系前期型による死亡事故が3件も発生しているというのは不思議なことです。

管理人がニュースを見てきた限りでは、今年に入ってからそれ以外のカラーや型のセルシオによる事故は確認していません。

なにか祟りみたいなものがある、とでもいうのでしょうか。

なお、セルシオはかなり大きな乗用車ではあるものの、衝突する相手や速度によっては大きいクルマも小さいクルマも関係なく、条件は同じだと思います。

また、管理人も黒ではないながら同型車種に乗っており、かなり古くなった今でもとても加速がよく100kmなど難なく出るので、ついスピードを出してしまうという気持ちもわからなくはありません。

ただそれだけに、30系のとくに前期型だと2ケタ台の価格にまで下がって久しいので、維持費さえなんとかなればたとえ免許取り立てでも買えるのでしょうけれど、まだ自制心が効かない若者が乗るべきクルマではないとも思えます。

自分自身も気をつけなければならないと考えていますが、今回取り上げたような悲惨な事故を起こさないためにも、セルシオだからといって法外な速度を出すなどの無謀運転は直ちにやめたほうがいいでしょう。

そうしなければ、今度こそ他人を死亡させてしまうような事故が起こりそうな気がしてなりません。
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2016年04月01日

早くも自動運転車登場か?





当ブログ昨年6月26日付の記事で、自動運転車について取り上げました。(当ブログ過去記事

その際、悲惨な事故をなくすためにも自動運転車をなるべく早く普及させるべきだと述べましたが、それ以降も若者による無謀運転や危険ドラッグ、酒酔い、高齢者や持病のあるドライバーによる重大事故が繰り返し発生しており、そういう事故のニュースを見る度になるべく早くすべてのクルマが自動運転車になればいいとより強く思うようになっています。

そんな中、日産が今夏にモデルチェンジする「新型セレナ」に、高速道路限定ながら自動運転の技術を採用するという情報が出てきました。

具体的にどの程度の操作が自動になるのかなど詳しいことはまだわかりませんが、あらかじめ希望の車速をセットしておけば、発進から加速、停止、そしてハンドル操作を自動でやってくれるというものらしいです。

すなわち、車線変更や追い越しなどはまだ自動化されないものの、単一車線内であればドライバーがほとんどの運転操作から解放されることになるかもしれません。

もしこの機能が本当に商品化され実現するのであれば、まだ完全な自動運転ではないとはいえ、2016年は自動運転車の記念すべき登場年となることでしょう。

さすがは1999年に3代目シーマで日本初のレーダークルーズを搭載したり、2000年に登場した4代目シーマでレーンキープサポートシステムを世界初採用するなど、かなり以前から自動運転車に向けた機能の開発に熱心だった日産だけのことはあります。

この分でいくと、高速道路での車線変更や追い越しの機能も持たせた完全自動運転車についても間もなく登場しそうなほか、一般道路での自動運転車もそんなに時間がかからないうちに出てくることになるかもしれません。

というわけで、自動運転車の1日も早い普及に引き続き強く期待したいと思います。
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2016年02月05日

高速では走行車線が基本





管理人がクルマを運転するのは街中が多く、高速道路はあまり走る機会がないのですが、先日久しぶりにとある高速道路を走行したところ、左側の走行車線にクルマがいない状況でも、右側の追い越し車線をのんびりと走っているクルマがあまりにも多いことに驚かされました。

追い越し車線というのはその名のとおり他車を追い越すときにのみ走行が許される車線であり、追い越すわけでもないのに長く走り続けることは道路交通法違反となって警察に捕まることもあります。

走行車線が工事中のときや、両車線が混雑あるいは渋滞しているような場合はその限りではありませんが、基本的には走行車線を走らなければなりません。

そのことを知らない人が意外に多いのではないかと感じました。

あと、両車線をふさぐような大きな落下物が万一あった場合、路側帯を使って避けることのできる余裕がある分、左側の走行車線のほうが有利だとも言えるでしょう。

さらに、昨今ニュースなどで度々話題になる高速道路での逆走車ですが、その逆走車との衝突を避けるコツというのも、なるべく走行車線を走ることなんだとか。

このように走行車線のほうがいくつかのメリットにつながることにもなるのです。
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2015年12月11日

L20ET VS M-TEU





今回は国産初のターボエンジンである日産のL20ETと、ライバルのトヨタがやや遅れて登場させたトヨタ初のターボエンジンM-TEUについて、管理人の記憶に残っている範囲で比較してみたいと思います。

比較する車種は、それぞれのエンジンが最初に搭載され、管理人も実際に運転したことがある430型セドリック(グロリア)と6代目クラウンで、トランスミッションはAT同士となり、スペックはともにグロス値でL20ETが145PS/21.0kgm、M-TEUが145PS/21.5kgmとほとんど変わりありません。

まずL20ETが搭載されたセドリックのAT車は、ターボラグによりとにかく低速域がトロく、当時の原付バイクにすら軽く引き離されるその加速の鈍さはかなり我慢を強いられるものでした。

しかし時速30qを超えたあたりからターボが効果を発揮しはじめると、いきなり大きな金属音を伴いつつ強烈な加速をはじめるという、段差のあるいわゆるドッカンターボの典型ともいえる特性だったと思います。

一方のM-TEUを搭載したクラウンのAT車は、やはり同じように低速域はトロかったものの、L20ETよりもターボが効きはじめるのが若干早いだけまだマシといった印象で、しかも段差をほとんど感じることがなく、金属音もそれほど大きくはなかったので、いつターボが効いたのかわからないといったきわめてジェントルな特性のエンジンでした。

0→100q加速はどちらも14秒台だったと思いますが、L20ETのほうが低速のトロさが長かったにもかかわらず同じようなタイムということは、M-TEUよりもターボが効いてからの加速が強烈だったと言えるでしょう。

なお、430セドリックターボの後期型ではノックセンサー装着により圧縮比が若干高められたのですが、管理人の父親の前期型ターボブロアムに乗車していて信号待ちでちょうど隣に後期型ターボブロアムが並んだことがあり、発進の際に後期型のほうが金属音の鳴り始めがわずかに早いことがわかったものです。

また、後期型の途中でATが3速から4速になったことでより加速が向上したことが考えられ、そういったことから430ターボATの最終モデルは、途中でなんの改良もされなかったM-TEUのクラウンターボよりも加速性能が少しばかりよくなっていたのかもしれません。

燃費性能に関しては市街地ではどちらも似たようなものだと思われるものの、M-TEU搭載当初から4速ATだったクラウンのほうが、とくに高速走行において良かったことは明らかでしょう。

もちろんセドリックも4速ATになった時点で燃費性能が向上したのは間違ないと思いますが、その4速AT設定車が販売された期間はわずか1年程度でした。

最後に静粛性に関しては、ノンターボのL型やM型エンジンに比べ、どちらも何故かターボ過給をするとより静かになるような印象を受けたものですが、とくにM-TEUの静けさは驚くべきもので、たとえフル加速をしてもエンジン音があまり高まらないことには、L20ETフル加速時の豪快な音に慣れていた当方にとって物足りなさを感じてならなかったほどです。

というわけで、加速性能はほぼ互角、燃費や静粛性に関してはL20ETのほうが若干劣るので、僅差ながらM-TEUに軍配が上がるといったところでしょうか。

ただ、当ブログで以前にも述べたとおり、管理人はL20ETのエンジン音がすべての中で最高だと思っているので、個人的にはそのことだけでもM-TEUより上であるのは間違いありません。
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2015年06月26日

自動運転車実現なるか?





今月6日、北海道砂川市の国道交差点で無謀運転のクルマに衝突された家族4人が亡くなるという非常に痛ましい事故が発生しました。

クルマに乗車していただけで、家族の幸せが一瞬にして奪われてしまうようなこういった事故というのは絶対にあってはならないことだと思います。

また、過去にも似たような無謀運転のクルマにより幼い命が奪われたり、持病のあるドライバーが運転するクルマに歩行者が巻き込まれて亡くなるという事故が度々発生してきましたが、人がハンドルを握る以上、残念ながらそういった悲惨な事故は今後も繰り返されることでしょう。

一方、管理人自身はクルマへの興味は昔から高いながら運転についてはそれほど好きなわけではありません。

それは神経質な性格のため、万一事故を起こした場合のリスクなどを考えると、積極的に運転したいという気になれないからです。

もし当方が大金持ちだったら、間違いなくプロのドライバーを雇い自分では運転しないことでしょう。

従って、管理人はただ乗ってるだけで移動できる鉄道を利用する機会も多くなるわけですが、鉄道だと他人と同じ空間に居なければならなかったり、空調なども自由にならなかったり、線路があるところにしか行けないなど、いろいろな制約があります。

それを考えると、自家用車で運転することなく好きなところへ自由に行けるようになればどんなにいいことかわかりません。

また、悲惨な事故やつまらない交通トラブルなどを激減させたり、機械が運転すれば燃費の向上や渋滞の解消さえ期待できることもあり、個人的にはなにかと利点の多い自動運転車の推進に大きく期待しています。

まさに未来のクルマといった感じがするその自動運転車ですが、高速道路における自動運転は今すぐにでも実現可能でしょう。

現に日産では3年後の2018年には高速道路での完全な自動運転の実現を目指しているとされています。

しかし問題は歩行者や自転車、それに複雑な信号機なども含まれる一般道だと思います。

一般道でも、同じく日産がわずか5年後の2020年までに自動運転の実現を目指しているというのだから驚かされますが、燃料電池車が出てくるのが意外に早かったことを考えると、自動運転車の登場もかなり近いのかもしれません。

しかも今月24日には国内の自動車メーカー6社と部品メーカーで自動運転の技術開発を共同で行うことが発表されただけに、実用化に向けてますます弾みがつくことになりそうです。

ただ、先に述べたような無謀運転による事故などを完全になくすには、走っているすべてのクルマが自動運転にならないと意味がありません。

仮に自動運転車が早期に出てきたとしても、自分で運転したいというドライバーもかなり多いことでしょうし、全車が自動運転なる時代など来ないのではないかとも思われ、そうなると残念ながら悲惨な事故もゼロにはならないでしょう。

また、いかに自動運転車といえども急な飛び出しといったケースでは事故を避けられないことも考えられ、万一事故を起こした場合に誰が責任を負うのかという問題もあるかと思います。

とにかく、今後どこのメーカーがどのような自動運転車を登場させてくるのか、とても興味深いところです。
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2014年05月16日

トップテン出待ちの記憶



現在NHK総合テレビで「MUSIC JAPAN」という音楽番組が放送されていますが、その前が「ポップジャム」、さらにその前の昭和50年代から60年代にかけて放送されていた同類の音楽番組が「レッツゴーヤング」でした。

そのレッツゴーヤングの収録を学生時代に友人たちとNHKホールへ観覧しに行ったことがあります。

そういった類の公開収録を観るのは人生初だったのに加え、田原俊彦や松田聖子といった当時のトップアイドルをはじめ、多数の歌手を一気に見ることができてとにかく感動的でした!!

ただし3階席だったのでステージまで遠すぎたのが残念だったのと、ジャニタレが出る度に近くの席にいるファンの女の子達の悲鳴にも近い声には正直まいったものですが・・・(-_-;)

それが終わってから、せっかく渋谷まで行っておきながらそのまま帰ってしまうのではちょっともったいないため、お隣の渋谷公会堂でちょうど「ザ・トップテン」の生放送をやっていることを思い出し、入口のところへ行ってなんとか入ることができないかどうかねばってみたのですが、当然のことながら無理でした。

そこで出待ちをしようということになり、公会堂の裏手に行ってみたところ、出演者のものと思われるクルマがたくさん止まっている駐車場があったので、そこで待機してみることにしたのです。

それにしてもこのとき警備をしていた連中にはかなりムカつきました。

なにしろ言葉使いが乱暴なうえ、ちょっとでも道に出ていたりすると怒鳴りながら突き飛ばしてくるのです!

自分はその態度にあまりにも腹が立ち、まだ若かったこともあって、もう喧嘩になってもいいので指1本でも自分に触れて来ようものなら逆に突き飛ばしてやろうという気でいました。

幸いにしてそういう事態にはなりませんでしたが・・・

その一方で、管理人はクルマ好きなので、まだ歌手が出てくる前に無断でコッソリと駐車場の中に入ってクルマを眺めていたのですが、間もなく追い出され、それはさすがに従うしかありませんでした。

しかし歌手が乗っていると思われるクルマにかなり近づくことができたと同時に、やはりそこで待っていれば多くの芸能人を見れるかも知れないことを確信したので、さらにしばらく待ってみたところ、案の定トップテン終了後の時間になってさっそく駐車場から1台のクルマが出てきました。

それは6代目クラウンの後期型4ドアセダン2000スーパーデラックスで、誰かが「マッチだ!」と言った途端、多数の女の子たちがキャーキャー騒ぎながらクルマにたかってガラスをたたいたりカバンをぶつけたりしたりと、えらい騒ぎに(^_^;)

おまけに警備のやつらは逆に突き飛ばされたりして、いい気味でしたがw

ちなみにこのクラウンにはフロントガラスを除くすべてのガラスにかなり濃度の濃いスモークが貼ってあったので、当方は近藤真彦本人をまったく確認することができませんでしたが、それからしばらくして何を見てなのか忘れたものの、俊ちゃんとマッチが色違いの同型クラウンに乗せられていることがわかったので、間違いないと思います。

このときも駐車場でマッチのクラウンの隣に同型のクラウンが止められていた記憶もあるので、もしかするとレッツゴーヤングの収録を終えた俊ちゃんもトップテンに出演していたのかもしれません。

カメラ俊ちゃんとマッチが乗せられていたのとまったく同型の6代目クラウン(画像は2000ターボスーパーサルーンエクストラ)。俊ちゃんがこの画像と同色のパールマイカで、マッチがホワイトだったと記憶。
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それにしてもこの当時からクルマの車内をまったく見えなくしているあたり、いかにもジャニーズ事務所らしいといったところでしょうか。。。

続いて出てきたのが5代目クラウン前期型4ドアセダン2600ロイヤルサルーンの黒で、自分は車内を確認できなかったものの、当時「奥飛騨慕情」という曲がヒットしていた故・竜鉄也さんという演歌歌手ではないかということでした。(参考画像リンク

その次に出てきたのはアメ車のマーキュリーモナーク2ドアハードトップのシルバーで、スモークが貼られていなかったので後席に乗っているのが松本伊代だとすぐにわかりました。(参考画像リンク

しかし、外でみんな「伊代ちゃん」とか言いながら騒いでいるのだから、少しは手を振ったりすれば可愛げもあるというのに、無表情でまっすぐ前を向いたままで、完全にシカトをしているというようないかにも芸能人気取りみたいなその態度を見て、もともとあまり興味はなかったながらすっかりアンチになったものです(・_・;)

その後もんたよしのりが三菱製のジープを自身で運転して出てきたのですが、ワイルドでカッコよかったです!

そして司会担当だった榊原郁恵が4代目330型セドリック4ドアハードトップ2000SGLのホワイトに乗せられて出てきたのが最後となりました。(参考画像リンク

といった感じで短時間にかなり多くの芸能人をタダで見れたので、結構得した気分になれたものです(^^)

その後帰り際に渋谷の街中を歩いていたところ、さきほどの警備をしていた連中が改造バイクに乗り回しているのを見かけました。

警備とはいっても普段着で、ヤンキーっぽい服装でもあったのでおかしいとは思っていたのですが、なんと暴走族だったのです!!

それで言葉使い等があり得ないほど乱暴だったのも頷けたと同時に、そんなのを警備に雇う側というのもどうかと思いましたけれどねぇ。。。

以上、管理人が記憶しているザ・トップテン出待ち体験でした。
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2014年04月04日

クラウンVSフーガ





日産フーガはトヨタのクラウンと比べると問題にならないほど販売台数が振るわず、街中でもほとんど見かけることがなく、クラウンばかりか先代フーガよりも売れてなさそうな印象を受けざるを得ません。

かつて長年に渡りライバル関係にあったクラウンとセドリック&グロリアでも、歴代の大半のモデルでクラウンのほうが売れてはいたものの、セドグロもなかなか健闘して現在ほどの差はなかったもので、これほどまでに差が開いてしまうと、もうライバル関係にあるとは言えないとすら思えてしまいます。

現行フーガは2009年11月の登場で、もはや4年以上が経過したモデルという不利な点はあるものの、先代クラウンに対してでも販売台数が遠く及ばなかったことでしょう。

商品としては日産がかなり力を入れて開発したことがわかるクルマで決して悪くはなく、とくにインテリアの質感などはクラウンよりも上のように感じられるほどでもあるのですが、一体どうしてこれほどまでに売れないクルマになってしまったのでしょうか。

その理由として考えられるのは、まずアクが強すぎて好き嫌いがハッキリと分かれそうなスタイルにあります。個人的には嫌いではありませんが、多くの人にすんなりと受け入れられるスタイルではないのは明らかだと言えるでしょう。

そして、ボディサイズが大きすぎることも考えられます。とくに幅がクラウンでは1800mm以内におさまっているのに対し、フーガは1845mmとなってしまいました。これは、登場当初現行フーガが日産の最上級車種だったという事情もあるでしょうが、先代後期型と比べてもいきなり40mmも広くなり、かつてのインフィニティやセルシオと同レベルとなってしまっては、クラウンクラスのオーナーとしては敬遠したくなるというものでしょう。

そのうえ最小回転半径がクラウンは5.2mなのに対し、フーガは5.6mと、これは管理人個人の経験からいってもかなり大きな差で、幅が広いのに加え最小回転半径が大きいフーガは、ボディの見切りがつかみにくそうなエクステリアと相まって、とくに狭い駐車場などで取り回しにかなり苦労しそうな印象を受けます。

あと細かいことでは、スモークガラスが全車標準装備になってしまったことです。とくにリアガラスはとにかく、リアサイドの濃度が濃すぎるガラスは、このクラスの主な購買層である年配ユーザーの中には嫌う人も多いのではないでしょうか。それに対しクラウンでは濃度がそれほど濃くはないソフトプライバシーガラスなので、年配の方に敬遠されることもないでしょう。日産ではシルフィや新型ティアナといった普通のファミリーセダンまで濃度の濃いスモークガラスを次々と全車標準化していますが、これはオプション化するべきだと思います。もっとも、当方は全面クリアガラスの現行フーガのタクシーを見たことがあるので、希望をすれば非装着も可能なのかもしれませんが・・・

さらに、当ブログでも取り上げたことがありますが、最低グレードでも400万円ほどもするクルマだというのに、助手席肩口のコントロールスイッチが全グレードになかったことです。これは結構不評が多かったのか、やはり2012年6月の一部改良で取り付けられましたが、日本の高級車には不可欠のかなり便利な装備なだけに、欠落したのは痛手だったとしか思えません。

というわけでいろいろと取り上げてみましたが、個人的にも現行フーガは決して嫌いではないながら、やはり実際に買うとなればどうしてもクラウンになってまうという気もします。

ただ、あまり街中で見かけないクルマがいいという層も確実に存在するわけで、そういう人たちにはフーガはちょうどいいと言えるでしょう。

フーガの次期モデル登場はまだまだ先のことになりそうですが、もしモデルチェンジをするなら、大きなクルマとしてのポジションは現行シーマに任せて、思い切ってもう少し小さなサイズにしたうえで、スタイルももっと一般に広く受け入れられやすいようなデザインにしたほうが売れるのではないかと思えてなりません。

とにかく、クラウンと同等の販売台数は無理にしても、かつてのセドグロのように健闘はするぐらいのクルマになって欲しいものです。
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2014年01月10日

間違いだらけを読んでみて





昨年末に発売された「2014年版 間違いだらけのクルマ選び」ですが、簡単に目を通してみたところ、評価が低すぎてかなり意外だったのがクラウンです。

先代モデルもあまり評価が高くはなく、現行モデルはその先代の良くなかった部分がシッカリと改善されているだろうと思ってたのですが、あまり変わらないようです。

LS・GS・ISといったレクサス車の評価は概ね高いというのに、トヨタ車のクラウンは手を抜いたというのでしょうか。。。

同じトヨタ車でもマイナーチェンジ後のマークXなどはそんなに悪くはない評価なのですが・・・

あと同じく個人的に意外だったのは、デリカD:5のクリーンディーゼルです。

島下氏の評価はまずまずなものの、徳大寺氏によれば騒音や振動が昔のディーゼルとあまり変わりないんだとか。

実際、当方もこのクルマのYouTubeの試乗動画で、エンジン音が結構大きいことにちょっと驚いたことがあったのですが、まさか振動も含めて昔のディーゼルから進歩がないほどのレベルだとは・・・

つい最近出てきたクリーンディーゼルなので、期待もそれだけ大きいということもあるのかもしれませんが、他社のクリーンディーゼルに若干及ばないのは間違いなさそうです。
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2013年01月18日

ディーゼル車徐々に充実





ディーゼルエンジン好きの管理人が運営する当ブログでは、わが日本でもディーゼル搭載車の普及を望む記事を度々書いてきましたが、ここへきてようやくクリーンディーゼルを搭載したクルマの選択肢が徐々に増えてきました。

なんでも昨年の2月16日にデビューしたマツダのCX-5では、、クルマ自体が予想以上に売れているうえにクリーンディーゼルの販売比率が8割を超えているとのことで、てっきりディーゼル嫌いだとばかり思っていた日本人が、これほどディーゼル車を購入することになろうとはかなり意外なことであったと同時に、それだけマツダのそのスカイアクティブDがとても優れているということを大方が認めた証とも言えるでしょう。
その後同じスカイアクティブDが昨年11月20日に登場したアテンザのセダンとワゴンにも搭載されたため、さらに選択肢が広がりました。

一方、今年に入って三菱自動車もデリカD:5にクリーンディーゼルを搭載したモデルを追加し今月11日に販売開始しました。
三菱のデリカといえば個人的には10年以上の長きに渡り生産され続けたスターワゴンの2代目の印象がかなり強く、ディーゼルの比率がかなり高かった記憶もあるクルマだっただけに、スペースギアを経てそれらの後継車種である現行のD:5にディーゼルがないというのは、餅のない雑煮と言ったら大げさかもしれませんが、どうしても物足りなさが否めませんでした。
今回追加されたクリーンディーゼルエンジンは、マツダのスカイアクティブDほど強烈ではなく、とくに馬力は148PSと控え目なものの、36.7kg・mというトルクはやはりガソリン車と比べて突出しており、まさにD:5のようなミニバンにピッタリのエンジン特性であることが予想できるほか、実用燃費性能もかなり期待が持てそうで、国内のミニバン初のクリーンディーゼル搭載車としてどの程度売れるのか注目されるところです。

そのほか、外国勢でもBMWがここへきて国内におけるクリーンディーゼル搭載車のラインナップを充実させるといった動きがみられ、これからさらにその選択肢が広がっていきそうな気配が感じられるのはディーゼルファンとして喜ばしい限りです。

あとは新車時のガソリン車との価格差がもう少し縮まっていけば言うことないのですが・・・
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2011年12月21日

もっとディーゼルの普及を!





トヨタ自動車とBMWが今月1日、環境技術の分野で提携することを発表し、両社で次世代環境車向け電池の共同研究を行うほか、BMWはトヨタにディーゼルエンジンを供給することになりました。トヨタは2014年から、排気量1.6リットルと2.0リットルのディーゼルエンジンをBMWから調達し、ディーゼルエンジン車が半数を超える欧州市場で販売する車に採用するそうで、トヨタが他社からエンジンを調達するのは今回が初めてとのことです。

トヨタは現在、ハイエースなど商用車向けのディーゼルエンジンは生産しているものの、乗用車向けの新世代クリーンディーゼルはもう開発しないのでしょうか。確かに自社で開発するより他社のエンジンを調達したほうが安上がりという事情もあるのではないかと思いますが、それならばそれでディーゼル好きとしては、このBMWのディーゼルエンジンを搭載したトヨタ車というものを、ぜひ国内でも販売してもらいたいものです。

一方、すでにダイムラーと提携している日産自動車も、今後メルセデスベンツ製のディーゼルエンジンを自社の乗用車に搭載するのは間違いなさそうですが、日産の場合すでにエクストレイルに自社で開発した乗用車用クリーンディーゼルを搭載しています。これをもっと他の車種にも拡大するという考えはないのでしょうか。せっかく各方面から絶賛されているきわめて優れたエンジンなだけに、エクストレイルだけではもったいないような気がするのですが・・・

わが日本ではもともとディーゼルエンジンがあまり好まれなかったうえ、例の東京都知事のパフォーマンス以来、ますますディーゼルは悪者というレッテルを貼られたまま今日に至っていますが、今ではすっかり排気ガスの問題もクリアしており、また本来はトルクが太く非常に運転しやすいのと同時に燃費性能もよく、とくに昨今売れているミニバンやSUVにはまさにベストマッチングといえるエンジンなのです。いくら人気がないとはいえ、地方などで長距離走る機会の多いところでは相変わらず需要が高いのではないかと思われ、耐久性にも優れたエンジンでもあるだけに、クリーンディーゼルを搭載した乗用車の選択肢が国内でももっと増えることをぜひ期待したいものですが・・・

とりあえず個人的には来春モデルチェンジされるマツダの「CX-5」に搭載されるという「SKYACTIV-D」にかなり注目しているところです。
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2011年08月31日

MTとATの性能差について





現代のクルマはAT(オートマティックトランスミッション)が大半を占め、MT(マニュアルトランスミッション)を選ぶのも容易ではなくなりましたが、その理由のひとつには技術の進歩によりATの性能が飛躍的に向上したこともあるかと思います。しかし、昔はMTに比べるとATはどうしても性能が劣り、加速性能や燃費に大きな差がありました。

そのうち加速性能の差がとくに顕著だったのは、昭和40年代以前のクルマについてはあまりよくわからないものの、昭和50年代に限れば国産初のターボエンジンとして登場した日産の「L20ET」搭載車でした。

父が430セドリックのターボブロアム(ATのみの設定)の購入を検討していた際、日産のディーラーへ行くとちょうどターボS(MT)の試乗車があったため乗せてもらい、運転していたセールスマン氏がフル加速をしたのですが、それまでに体験したことのなかったその猛烈な加速力には思わず失神しそうなほどだった記憶があります。

後日ターボブロアムが納車されたのですが、ターボが効果を発揮してからの加速はそれなりに速かったものの、それとてMTほど強烈ではなかったのと、なんといっても低速トルクがきわめて細く、40kmぐらいまでの加速の鈍重さが致命的でした。

具体的な数値を0→100kmで示すと、セドリックの場合MTが10秒台だったのに対しATが14秒台で、それでもノンターボのL20Eに比べればぜんぜん速かったものの、MTとATの差が4秒というのはやはり性能に違いがありすぎたとしか言いようがありません。

その後430の後期型でL20ETにノックセンサーが付加されてターボの効きがわずかに早くなったり、さらに後年にはATが4速になったりして少しずつ改善され、エンジン自体が直6からV6に変わったY30型では、トランスミッションの進歩もありVG20ETのMTとATの差は2〜3秒程度にまで縮まったのではないかと思います。
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2011年03月16日

大震災における各社の対応

まずはじめにこの度の大規模な地震や津波でお亡くなりになられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

また、被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、1日も早く平穏な日々が訪れますことを強く願ってやみません。

以下、国内のおもな自動車会社各社の震災への対応をまとめてみました。

トヨタ自動車公式被災地支援関連

日産自動車公式被災地支援関連

本田技研工業公式被災地支援関連

マツダ公式被災地支援関連PDF

富士重工業公式被災地支援関連PDF

三菱自動車公式被災地支援関連

スズキ公式被災地支援関連

ダイハツ工業公式被災地支援関連

日野自動車公式被災地支援関連

いすゞ自動車公式被災地支援関連
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2011年02月16日

櫻井眞一郎さん死去



長年に渡り日産スカイラインの開発に携わられたことであまりにも有名な櫻井眞一郎氏が2011年1月17日、心不全のためお亡くなりになりました。81歳でした。
時事ドットコムPJ NEWS

最近ではセダンの不調もあって、残念ながらその存在感がかなり薄れつつあるものの、わが日本の自動車界においてスカイラインほど数多くの伝説が残る自動車というのもめずらしいのではないでしょうか。そんなクルマの開発に初代の途中から関わり、2代目から7代目の販売開始直前まで開発責任者を務められたというのは、やはり偉大な方としか言いようがありません。また、スカイライン以外にも自動車に関わる多くの功績を残されたこともあり、昔から尊敬する人物のひとりでした。

管理人としては櫻井氏が担当された歴代スカイラインのうち、TVドラマ「西部警察」でもお馴染みの通称「ジャパン」として親しまれた5代目C210型や、「ニューマンスカイライン」あるいは「鉄仮面」といった通称を持つR30型がとくに記憶深いところで、親戚や友人等が所有していたこともありよく乗ったことが思い出されます。また、昔のスカイラインが現在でも旧車として絶大なる人気を誇るのも大きな特徴となっており、とくに通称「ハコスカ」と呼ばれた3代目C10型など、40年ほども前の自動車がネットの中古車検索でまだなお数多くヒットする例は他にはちょっとあり得ないことでしょう。

余談ながら管理人はネットで自動車に関するさまざまな情報を知ることが出来るようになって以来、自動車関連雑誌をまったくいっていいほど購入しなくなっていましたが、現在販売されている 「ベストカーガイド」には三本和彦氏による櫻井眞一郎氏の追悼記事と、歴代スカイラインについての特集が組まれていたため、本当に久しぶりで思わず買ってしまいました。これは永久に保存するつもりです。

最後になりましたが、櫻井眞一郎氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

以下、櫻井眞一郎氏がジャパンターボについて語る貴重な映像をご覧ください!


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2010年11月25日

初期のバックモニター





現在ではほとんどすべてのクルマに装着可能なバックモニター、あるいはバックカメラですが、乗用車系で自動車メーカー側が用意するものとしては、いつ頃出てきた装備なのでしょうか。

当方は少なくとも2000年代に入ってからではないかと思っていましたが、先日昔録画した「新車情報96」のビデオを見ていたところ、1996年5月に登場した初代イプサムにバックモニターが装着されているのを見て驚かされました。
もちろん標準装備ではなく、上級グレードにマルチAVステーションとセットでオプション設定だったようですが、おそらくこれがメーカー純正のバックモニターの最初期のものではないかと思われます。

とにかく2000年8月に登場したトヨタの最高級車30系セルシオ前期型でさえオプション設定すらなかったことを考えると、とても意外な事実でした。
GAZOO.com名車館>1996年 トヨタ イプサム
トヨタ公式>旧車カタログダウンロード>SXM10イプサムPDF
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2010年02月18日

四駆でも過信は禁物





四輪駆動車が雨や雪道に強いのは確かな事実だと思いますが、以前こんなことがありました。

雨の日の夜に管理人の乗ったクルマが交差点の先頭で信号待ちをしていたところ、左方から来て右折をしようとしていた小型四駆が発進した直後、車体がクルクルと回りながら当方のクルマの方へ向かってくるではありませんか(;゚д゚)
危うくぶつかってくるかと思ったものの幸いにして難を逃れ、その後そのクルマは回転後に停止した向きから、右折しようとしていた方向とは一度逆側に進まざるを得ず、交差点の先の路肩に停止して気を落ち着けているような様子でした。
発進の際どんなアクセルの踏み方をしたのかわかりませんけど、四輪駆動車が目の前であんないとも簡単に派手に回り出すとは本当に驚いた次第です。

あと管理人の友人がスキーへ行った際に大型四駆が雪道でクルクルと回っているのを目撃したという話を聞いたこともあるだけに、いくら四駆でも雨や雪道でのラフなアクセルワークはかなり危険であることを肝に銘じて運転したほうがよさそうです。
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2009年12月24日

自動車業界のパクリ行為





芸術の世界などで他人の作品をパクった場合、著作権侵害で訴えられて時に命取りとなることがありますが、何故か自動車業界ではパクリ行為が平然とまかり通りつつ、それで問題になることもありません。もちろん、パテントがあったりするものは無断で拝借することはできないものの、他社のクルマのデザインやコンセプト、アイデアといったものをそのまま盗むケースがよく見られます。そして、もっともあからさまなパクリをやってのけるのが、今や世界一の自動車メーカーとなったトヨタではないかと・・・

まずかつてホンダに「S-MX」というクルマがありましたが、
トヨタの「bB」はそのアイデアをそのままパクったものだと言われています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Honda_S-MX_003.JPG
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:2000_Toyota_bB_01.jpg

また、トヨタの「ウィッシュ」にしてもホンダ「ストリーム」のアイデアを拝借したものであることは素人の目からしても明らかだと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Honda-stream_1st_zenki-front.jpg
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:2003-2005_Toyota_Wish.jpg

このように他メーカーのアイデアをそのままいただいて、よりリファインしたクルマを出すというのがトヨタの得意技と言えるでしょう。

それからトヨタにはかつて「グランビア」という3ナンバーサイズの上級ミニバンがありましたが、のちに日産からグランビアと同じカテゴリーのミニバンとして登場した「エルグランド」が下品丸出しのフロントマスクがウケて大ヒット商品になったこともあり、グランビアはかなり苦戦を強いられました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:1997_Toyota_Granvia_01.jpg
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:NISSAN_Caravan_Elgrand.jpg

そこでグランビアの2回目のマイナーチェンジでは新たに追加された姉妹車の「グランドハイエース」とともに、エルグランドを強く意識した迫力あるフロントマスクに大幅に手直しするという、ここでもあからさまなパクリ行為をしています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Toyota-granvia_1999-front.jpg

そしてもっと驚かされたのは、エルグランドが2代目となって外観が現代風にリファインされたのに対し、トヨタはグランビア&グランドハイエースを生産終了し、その後継車種として登場させた「アルファード」に、初代エルグランドとフロント形状ばかりかボディ全体がよく似た意匠を与えてきたことです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:2002-2004_NISSAN_ELGRAND.jpg
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:2005_Toyota_Alphard_01.jpg

さらにアルファードは現行2代目にモデルチェンジされながらボディスタイルは初代とあまり変わり映えしない中で、同時に姉妹車として登場してきた「ヴェルファイア」に至っては、お面の下品さとエルグランドのパクりここに極めたり!といった感じがww
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:2008_Toyota_H20_Alphard_01.JPG
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:2008_Toyota_Vellfire_01.jpg

それで結局、アルファードになってからは販売面でエルグランドとの立場を完全に逆転させることに成功したわけですが、エスティマのプラットフォームを流用しちょっと背を高くしただけ、デザインも他車のモノマネという開発費にあまりお金がかかっているとはとても思えないクルマがバカ売れするとあっては、トヨタとしてもさぞかし笑いが止まらないことでしょう。

しかし笑ってばかりもいられないのではないかと・・・。それらのパクリが行われた際はまだトヨタが世界一ではなかったとはいえ、少なくとも国内トップの自動車メーカーが他車のクルマが売れているからといって、恥も外聞もなくパクリ行為をするとは、トヨタにはプライドというものがないのでしょうか? もちろん、トヨタにだってオリジナルの優れた技術やアイデアは多々あり、逆にそれらを他のメーカーに真似されるケースも往々にしてあるでしょう。しかしだからといってお手本的存在とさえ言える自動車メーカーが、そのトヨタを手本にする側のメーカーのモノをパクるというのもおかしな話で、きわめて恥じずべきことだと思うのですが・・・

世界一の自動車メーカーとなった今、トヨタは今後もあからさまなパクリ行為をすることがあるのかどうか、興味深いところです。
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