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2017年04月28日

Y30型のパワーシート





430型セドリック/グロリアの上級グレードであるブロアム系の運転席には、リクライニングとスライドの電動調整が可能なパワーシートが装備されていました。

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その後Y30型へとモデルチェンジされた際、運転席の座面前部とシート全体それぞれの上下調整(リフター)がパワーになったものの、なぜかリクライニングはマニュアルとされてしまったのです。

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せっかくリフターが電動になっても、430型ではパワーだった肝心なリクライニング調整がマニュアルになってしまうというのは退歩としか言いようがありません。

リフターの電動化にコストがかかったからなのかもしれませんが、ブロアムVIPやターボFに標準装備されていた4名分のドライビングポジションをメモリー可能なマイコンパワーシートも、リクライニングが記憶できないとあっては完全なものではなかった言えるでしょう。

同期のライバルである7代目MS120系クラウンの最上級グレードでは、運転席のリクライニング・スライド・リフターすべての電動調整が可能であったばかりではなく、助手席もリクライニング・スライドがパワーになったり、リアのパワーシートが左右6:4独立スライド式になったりと、シート関係にはかなり力を入れたモデルとして登場しました。

そのため、Y30型の後期型では運転席のリクライニングを電動にしたのに加え、助手席のスライドのみパワー化、またブロアムVIPのリアパワーシートも左右分割調整が可能なタイプに改められ、ライバルのクラウンに追従しましたが、管理人宅でもY30前期型を所有していた経験からすると、リクライニングがマニュアルになってしまったのは不便としか言いようがなく、高級車として失格という印象が強かったと同時に、そういった点でもやはりクラウンより遅れているとしか思えなかったものです。

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posted by SS at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日産関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Y30のシートの件初めて知りました。これでは片手落ちですよね。
ただ、この辺の事情になるとオーナーになった人以外は分からないのではないかと…(笑い)
10年ほど前にY30(V20ターボブロアム)を動かす機会があったのですが(狭い駐車場で往生していた老婦人の車を出してあげた)印象に残ったのはシートのサイズ。現在の車から見るとすこぶる小さいシートにちょこんと座る感じでした。5ナンバーの枠の中で下のクラスに追い上げられる中、ぱっと見の広々感を出すには仕方がなかったのでしょうね。
車全体としては、さすがに寄る年波には勝てずアイドリングではブルブルと振動を発していましたが、軽く吹かすとシューンとスムーズに吹けて往時を偲ばせてくれました。
Posted by papa at 2017年05月25日 15:29
引き続きコメントありがとうございます。

確かに知らない方が多そうで、むしろ興味を持ってもらえるのではないかと思い、取り上げてみました。

今から10年前といえばY30が生産されていた頃から20年以上が経過しているだけに、その時点でもすでにめったに見かけない希少車だったのではないかと思います。
きっとその老婦人の方は長いこと大切に乗り続けられていたのでしょうね。

ご指摘の通りY30のシートは小ぶりでした。
しかしその分、大きめなシートだったクラウンよりも室内の広々感は上だったという印象です。
Posted by SS at 2017年05月26日 00:22
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